このたびは、当法人のホームページへアクセスいただきありがとうございました。この出会いを通じて、何かのお役に立つことができれば嬉しく思います。
当法人は設立後3年の経験を経て、現在4年目に向かっています。まだまだ経験不足は否めず、全てにおいて未熟であり、発展途上にあります。それゆえに、 誇れるものはあまり持ち合わせておりません。敢えて1つあげるとするなら、それは素晴らしい景観でしょうか。小高い丘に立つ当施設からは、水島コンビナー トの街並みを眼下に見下ろし、遠く向こうには瀬戸の海に浮かぶ小島や瀬戸大橋を一望できます。夕日の沈む頃の茜色に染まった空と海、高炉から空高く突き抜 ける火柱は絶景です。100万ドルの夜景にも負けていません。また、季節の花々、小鳥のさえずり、風にそよぐ木々のささやきなど、こころの目を澄ませれば いつの間にか我を忘れ、非日常の中に誘われ、癒しを独り占めできます。多分に、今私たちに足りないものは、この景観が補ってくれていると思います。
ただ、自然の素晴らしさは私たちの力の比ではないとは言え、甘んじるわけにはいきません。
私たちの考えや目指しているところは以下の通りです。
1つはお年寄りといえども「生命が途切れるまで成長し進化する存在である」という人間観に基づいてケアしていること。人間としての存在そのものを「あるがままに受け止める」ところにしかケアは成り立たないと思っています。
もう1つは、ご自宅での生活と施設での生活の「落差」を無くしていくことです。できるだけ、ご自宅での生活に近づける工夫と努力をしたいと思います。
ハードル(壁)は作られたハード(建物や人員配置基準)にあるのではなく、働く私たちの心の中にあると考えています。そういう意味で、介護は、感性(気づき)に始まり、芸術(アート)で終わる非連続的な行為だと思います。
一つひとつの実践と検証を重ね、この誇るべき景観と調和した人間力(介護力)を一丸となって育てていきたいと思っています。是非、応援してください。
平成21年5月吉日
社会福祉法人 藍山会
理事長
